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E漢方屋漢方薬局 -> ED(勃起不全)の治療 -> 身体的な原因で勃起不全になる
身体的な原因で勃起不全になる (2011/9/14)

身体的な原因で勃起不全になること

最近40代くらいの中年世代の勃起不全が増えてきております。40代くらいになると30代に無理をしたツケが回ってくる年代です。陰茎自体、神経系、全身や局所の血管、ホルモン異常などが原因や糖尿病や高血圧などの生活習慣病で勃起不全になることもあります。

陰茎自体の問題としては、生まれ持って陰茎が曲がっていたり、後天的に陰茎の一部が硬くなってしまう陰茎の外傷、ぺロニー病などによるペニスそのものの構造的な異常から勃起や膣内の挿入に支障をきたすものもあります。

満足にセックスができない場合は手術を行う場合もあるくらいです。神経系の原因でも勃起不全になったりします。椎間板ヘルニア、脳卒中、脊髄損傷や、前立腺や膀胱などの骨盤内臓器の手術による末梢神経障害、糖尿病による末梢神経障害などでも勃起不全は起こります。

勃起は陰茎に血液が流れ込む事によって起こるので、血管の障害よって勃起不全が引き起こされることもあります。40代から気を付けたい生活習慣病が深く関係しており、動脈硬化との関係性も強いです。陰茎から血液が過剰に流出したり、陰茎に流入する血液の量が減少したり、もしく両方が原因だったりします。

血液の流入に必要な動脈自体に異常があったり、勃起を維持するために流入した血液が簡単に外に出ないようにする作用があるのですが、この静脈系の異常があったりすると、中折れしたり、最後までフィニッシュ(射精)できない結果になってしまうのですね。糖尿病による血管病変なども勃起不全の原因になるんですね。

男性ホルモンが低下することによっても勃起不全は発生します。性欲という本能の部分は、男性ホルモンが強く関係していますので、その男性ホルモンが低下してしまうということになったら、勃起という現象も起こりずらくなります。年齢とともに男性ホルモンは減少していくので、しょうがないといえばしょうがないというところもあります。薬の副作用でも男性ホルモンが低下することもあります。

前立腺がんや前立腺肥大症に使われる女性ホルモン剤によって男性ホルモンを抑えることができますし、胃薬として使われているドグマチール(スルピリド)などはプロラクチンというホルモンを増加させます。プロラクチンは、乳を分泌させるホルモンなのですが、男性ホルモンを阻害する働きがあるので、勃起不全を起こす事がたまにあります。

高血圧の薬、咳止め、胃潰瘍の薬、抗うつ薬なども勃起不全を引き起こすかもしれない薬はたくさんあります。自分の勃起不全の原因がはっきりわからなくて、しかも薬を常用している方は、一度薬剤師さんやお医者さんに相談してみるのもいいですね。

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